2019.10.01. | 

2回目の抹茶ラテアート選手権は11/21 デザインコンテストも開催中!

抽出舎の茶リスタ・小山和裕さんとバリスタの藤岡響さんらが企画し、予想以上の盛り上がりを見せた世界初の抹茶ラテアート選手権「Japan Matcha Latte Art Competition 2019」。初開催から半年後となる11月21日(木)には、第2回が開催されます。すでに、来春の第3回目の開催まで決まっているという選手権は、これからどんな風に大きくなっていくのでしょうか。

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盛り上がった初回の勢いそのままに、第2回、そして第3回目も開催へ

世界初開催となった抹茶ラテアート選手権が成功したのは、観客と選手の距離が近かったり、観客も投票できるといったエンターテイメント性もさる事ながら、コーヒー業界の人もお茶業界の人も、みんなが純粋に楽しめたのも大きな要因です。

 

小山さん:お茶業界の人は、ラテアート選手権という場が初めてなので、場の盛り上がり方に少し面食らっていたくらいでしたね(笑) でも、そこがすごく面白かったと言ってくださいました。お茶は従来は静かに嗜むものですからね。

一方でコーヒー業界の人にとっては見慣れた光景ではありますが、抹茶ラテは初めてなので、手元をジッと見つめている方が多かったですね。「どうやって作るんだろう」「技を盗もう」みたいな。

 

藤岡さん:抹茶を牛乳で点てる方もいれば、牛乳に抹茶を入れた状態でスチームする方もいて、いろんなやり方がありました。みなさんが入れたもののクオリティはすごく高かったです。

 

小山さん:観客の人たちも、作っている最中の選手の表情や手元もモニターで見ることができたので、その場の緊張感やラテアートの美しさを楽しんでくれたようです。

 

どの立場の人もその場を楽しむことができた初回開催。時間を開けず、すぐに2回目を開こうと思ったのはなぜでしょうか。

 

小山さん:もともと、継続して開催するつもりではあったのですが、予想を超える方にご参加いただき、メディアにも取り上げていただいたりと周りの反応がすごく良かったので、盛り上がっているうちに次回を開催しようと思ったんです。

ちょうど10、11月はお茶の業界では抹茶の時期になりますし、コーヒーのラテアート選手権も秋に開かれる大会が多いんです。そこにうまくハマればいいなと思っています。

東京オリンピック直前のタイミングで3回目を開催することも決めているので、そこに照準を合わせつつ、第2回を盛り上げていきたいですね。

 

 

自分のデザインがオフィシャルステッカーに! 優勝作品は10/13に決定

“優勝者のデザインは大会当日、オフィシャルステッカーとして販売!
大会を盛り上げる、自由な発想のデザインをお待ちしています! ”

今月初め、抹茶ラテアート選手権のインスタグラムに、第2回抹茶ラテアート選手権のデザインコンテストの告知が掲載されました。大会のオフィシャルステッカーのデザイン募集です。

 

小山さん:前回以上に多くの人に関わってもらい、楽しんでほしいという思いから企画しました。自分のデザインが抹茶ラテアート選手権のステッカーとして配られることが一つのステータスになったら嬉しいですし、抹茶ラテアート選手権がデザイン業界の方々にも広がってくれたら面白いなと期待しています。

同時に、コンテストを開催して絵柄が毎回変わると「今年は誰のステッカーだろう」という楽しみがお客様にも増えますよね。それによって大会がさらに盛り上がるといいなと思っています。実は響さんもそうなんですが、バリスタでイラストを描いてる人とか結構いるんですよ。

 

藤岡さん:実は僕もコンテストに応募しました!(笑)

 

小山さん:ちなみに響さんは、Satén japanese tea オリジナルの「西荻窪コーヒーシロップ」のイラストも書いているんです。東京だと参加が難しい人も、こういう形で参加できたりと、楽しみが広がるといいなと思っています。

 

 

抹茶ラテアートを、日本が世界に発信する文化の一つにしたい

すでに第3回目の開催まで決まっている抹茶ラテアート選手権ですが、今後、どんな位置付けの大会へ育てたいと考えているのでしょうか。

 

藤岡さん:バリスタとしての目線で言うと、ラテアートは海外発信の文化で、日本の選手よりも海外の選手が強いです。アジアでも、韓国やシンガポールの人が優勝していて、日本の選手は勝てなくなってきているんですよね。

こんな現状の中で、抹茶は日本発の文化だと思うので、抹茶ラテアートを日本が世界に発信するラテアート文化として確立していきたいと思っています。そしてぜひ、日本のバリスタたちに頑張ってほしいですね。

 

小山さん:英語では、「Japan Matcha Latte Art Competition」という名前なので、Japanがコリアになったりシンガポールになったりして、どんどん広がりを見せていったらさらに面白くなると思っています。出場する側も、世界の人と戦えるのは嬉しいですよね。

 

第1回目には、海外からの応募者が2名いましたが、これから大会の認知度が上がっていくと、さらに海外からの応募者も増えることでしょう。抹茶ラテアートが世界的な大会になる日を、楽しみにしています!

 

第2回抹茶ラテアート選手権の詳細はこちら
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Matcha Latte Art Competition 2019 Autumn

開催日/11月21日(木)

会場/dotcom space tokyo

東京都渋谷区神宮前1丁目19−19 エリンデール神宮前B1F

9月30日(月)から競技者の参加募集がスタートしました。その他、詳しい情報は下記のSNSから随時発信しますので、ぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/MLACJAPAN/

https://www.instagram.com/matchalatteart_japan/
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– Information – 

株式会社抽出舎

東京都杉並区善福寺3-16-13

https://saten.jp/profile

 

Satén japanese tea

東京都杉並区松庵3-25-9

<火~木、土日>10:00~21:00 

<金>10:00~23:00

https://saten.jp/

Japan Matcha Latte Art Competition
https://www.facebook.com/MLACJAPAN
https://www.instagram.com/matchalatteart_japan/

ライター / 平地 紘子

大学卒業後、記者として全国紙に入社。初任地の熊本、福岡で九州・沖縄を駆け巡り、そこに住む人たちから話を聞き、文章にする仕事に魅了される。出産、海外生活を経て、フリーライター、そしてヨガティーチャーに転身。インタビューや体、心にまつわる取材が好き。新潟市出身

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