2020.02.11. | 

[Vol.2]「また来たい」と思う空間と時間を提供する。株式会社インフィールドが作る会議室のこだわり

机と椅子とスペースがあれば成立する会議室という空間。株式会社インフィールドが運営する会議室は、土地柄から利用者のペルソナを想像し、コンセプトからデザインしています。そのインフィールドが食に魅せるこだわりは何なのか、引き続き、株式会社インフィールドの中村さんにお話いただきました。

利用者のペルソナにとことん寄り添うからこそ、ケータリングの選び方もこだわるのがインフィールド流

 

細やかな部分にこだわりを見せて、「普通ではない会議室」を提供している株式会社インフィールド。会議室や会場で提供するケータリングには、どんなこだわりを持っているのでしょうか。

 

中村さん:世の中には沢山のケータリング会社があるのに、提携しているケータリングが 2 社程度だけ、という場合がほとんどです。会場側の利益を優先すると、提携先のケータリング会社は少ない方が都合が良い面もあります。でも、会議室の来場者や利用者にとってはケータリングの提携先が沢山あって、選択肢が幅広い方が良い。そこにジレンマを感じていました。

 

そんなジレンマもある中、インフィールドさんは多くのケータリング会社と提携しています。

 

中村さん:様々な主催者さんの個性に合わせて提案するため、できるだけ沢山のレパートリーを持っていたいんです。たとえば、両国の会議室にはお相撲さんも来ます。お相撲さんにピンチョス出してもすぐに終わっちゃうんですよ(笑)!お相撲さんにはお腹に溜まる食べ物や量を出す必要があります。そんな風に、ケータリング選択肢が豊富にあることは大事な点です。

 

ケータリングのレパートリーを増やしてお客様ごとに提供する食べ物を変えるというのは、貸し会議室業界ではユニークな動きなのだそうです。利益率が下がってでも、ここまでケータリングにこだわるのはなぜでしょうか。

 

中村さん:25年前の創業当初から今日までずっと、私達はどれだけリピートしていただけるかにこだわっています。だからこそ、ケータリングにもこだわります。イベント主催後に「良かった」「また使いたい」と思っていただけるものを提供するためには、一回の利益よりも、一回一回の満足感を積み重ねていきたいんです。

 

参加者の方が「楽しかった」「美味しかった」というサービスを提供することを徹底的にやってきたという中村さん。参加者の食への満足度が、イベント主催者の目的達成に直結したエピソードもご紹介いただきました。

美味しい食事は、人々を惹きつけ、ビジネスをも左右するパワーがある

 

中村さん:とある医療機器メーカーの方に、インフィールドの会議室をパーティー会場として使っていただいたことがあります。医療系セミナー後の別会場にてパーティーを行うという流れです。こういう場合、主催者様からしたら、お客様にはパーティーにできるだけ残っていただいて、できれば次の契約に繋がるようなコミュニケーションを深めていきたいわけです。

 

それなのにセミナー終了後お客様がどんどん帰ってしまう・・・そんな相談が、中村さんのところに寄せられたそうです。

 

中村さん:ところが、インフィールドの会場で美味しい料理を提供したら、その年は沢山のお客様が残ってくれたんです。また、「ここの料理おいしいんだよね」という話が広まって、年ごとに残ってくださるお客様が増えていきました。今までお客様が帰ってしまっていたのは、料理がおいしくなかったからだったんです。美味しい料理を提供した結果、「この会場でパーティーをすると、お客様を逃さずに契約につながる」と、毎年リピートいただいております。

 

一回の利益よりも、満足度を徹底的に追求し、リピートにつながる。インフィールドの流儀が体現されているエピソードですね。

 

中村さん:ご飯が美味しければ、楽しい場であれば、お客様が会場に残ってくれる。美味しい料理を提供したら全然違うのだ、とわかったんです。

 

参加者も楽しくて、主催者のビジネスも伸びる。まさに win-win です。ケータリングに力を入れるようになったのも頷けます。
参加したイベントでそんなに美味しいご飯が出てきたら・・・インフィールドの会場でイベントを主催したくなりそうです!

会議室選びの意外な視点:会場を選んでいるようで、実は食事を選んでいる!

 

主催者側の意外な視点について伺いました。

 

中村さん:主催者様は、会場を選んでいるように見えて、実は「どんな食事が出るのか」を選んでいる場合が多いんです。たとえば、企業研修のために貸し会議室を使うことがあります。いつも同じ場所、毎年同じチキンが、毎年同じビーフが出てきたら飽きますよね。一日缶詰になる研修では、お弁当を唯一の楽しみで来ている参加者もいますから。
会場選びの要素として、料理の内容はすごく大きいです。会場を選んでいるようで、実は食を選んでいるんです。それだけ、料理は大事なコンテンツです。

 

貸し会議室を利用するにあたって脇役だと思っていた料理が、実は研修やイベントの目的の達成度を左右する大きな要素であったとは驚きです。「この会議室を使って良かった」「すごく良かった」という感動のために、美味しい料理は、欠くことができない存在だったのですね。

 

中村さん:でも、「美味しい」だけだと当たり前だと思うんです。その先にあるものを提供したいとぼくたちは考えています。

 

 

次回は 2/18(火) に公開予定です。

「美味しい」を超えて参加者を魅了するものとはなんでしょうか。「会議室×ケータリング」の世界を変えていく「ケータリング・ライブ・東京」の試みについてお伝えします。(つづく)

 

– Information –

会社名:株式会社インフィールド

本社住所:〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台4-2-5
御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11階

ホームページ:https://infield95.com/

川口 香織

ライター / 川口 香織

1987年生まれ、東京都の下町出身。6 年間の英国留学により、イギリスかぶれの江戸っ子となる。8年間勤めた外資系 IT 企業では、一万件を超えるメール対応、ヘルプ記事の翻訳、マニュアル作成などにて「書く」を鍛えた。現在ファッションアドバイザーとして活動中。 趣味は古代ローマ史、パズルゲーム。心の声だだ漏れ系の育児ブログを書いている。