こんにちは!MotherRingサポーターのひらつかけいこです。
ひさしぶりのご家庭のサポートで、お子さんと2人で数日過ごしていた、とある日。
突如として「お昼ごはんどうしよう!」問題が起きました。
というのも、連日お出かけしていたため外食が続いていて、しかもその日は雨。ゆっくりしたいというお子さんの希望もあり…。そんな日のお昼ご飯は悩みます。
乳児期には野菜の好き嫌いもほとんどなかったのに、幼児期に突入し始めてからは
野菜はおろか、食べ物の好みもだいぶ変わり、こだわりを持たれているご様子。
一筋縄ではいかなそうです。
さらには、ご一家は赴任先から一時的に戻られているだけだったため、基本的な食材も調味料もありません。
思わず「デリバリーしちゃう?」なんて喉まで出かかるも、ぐっとこらえて、
「一番好きなごはんは?」と尋ねたところ、
「マッケンチーズ!」と思ってもみなかったリクエストをいただきました。
マッケンチーズ???「え?(汗)、調べていい?」と、インターネットでレシピを検索し、「マカロニ&チーズ」というアメリカのおふくろの味だということがわかりました。そういえば、マカロニ&チーズといえばインスタントの、まあまあ大味のものだった遠い記憶が。正直わたしは少々苦手だったことも思い出しました。
ならば、作ろう。
とはいえ、わたしは本場の味を知りません。
だからといって、いまさら大人の都合でちがうメニューにしようなんて言えない…。
どうやって作るのか、レシピを3つほど見比べて、外せない食材をピックアップ。
マカロニ、チェダーチーズ、有塩バター、薄力粉、牛乳があればできることがわかりました。どうやらホワイトソースの中にチェダーチーズを溶かし込めばソースは出来上がり、茹でたマカロニを入れれば良さそう。
下調べしたのち、小雨の降る中、スーパーまで食材を調達すべく一緒に出かけました。
お子さんの頭の中はもう、マッケンチーズ一色です。
万が一、思っていた仕上がりでなくては「コレじゃない!」なんてお子さんに言われる恐怖もあるので、マカロニは、筋が入ってるのにするのか、真っすぐなのか、細いのか、ねじれてるのがいいのか、お子さんにひとつずつ確認しながら、慎重に食材を選んでカゴにいれていきます。
お家に着くと、さっそく調理をスタートしました。
まずは、フライパンにバターを入れて、溶けたところに薄力粉をなじませます。
その後、牛乳を少しづつ入れてホワイトソースが良い感じにできたら、チェダーチーズを投入。
このあたりから「マッケンチーズの匂いがする~!」と、お子さんの顔がほころんできます。笑
それと同時にゆで上げたマカロニをソースに入れたら出来上がりです!
いざ実食。
おいしいかどうかよりも真っ先に聞いたのは
ひらつか:「どお?これで合ってる?」
お子さん:「これで合ってる(笑顔)」「世界一おいしいよ♡」
と、口からチーズを滴らせながら答える姿に(笑)、安堵とともに、幸せな気持ちが循環しました。
ご家族の方にもお子さんのお昼ごはんの報告をしたところ「マッケンチーズ!一番好きなやつですよ!!最高。」と喜んでくださいました。
記憶に残る味というものは奥深いなと思った出来事でした。
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