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#ごはん盛れたから見て
2022.11.08. | 

[Vol.2]今年のボジョレー・ヌーボー、家飲みのお供はこれで決まり!:#ごはん盛れたから見て

料理は盛り付けがすベて!なんてことはありませんが、同じ料理でも盛り付け次第で豪華に見えることもあれば、逆にちょっと残念になってしまうことも。それだけ盛り付けって、大事ですよね。

というわけで、この企画ではあえて料理を一切せず! 盛るだけでおいしく見せ、料理を囲む人のテンションをあげてくれる“盛れる”テクニックを紹介します。

“盛る”のはもちろん、見映えが求められるケータリングや雑誌、映像などでのフードスタイリングでそのテクニックを磨いてきた、「Mo:take」ヘッドシェフの坂本英文(さかもと・ひでふみ)。さあ、盛って見せてもらいましょう!

 

今回のテーマ「金曜日は、おうち居酒屋! 仕事終わりに手早くおつまみ揃えて、乾杯!

 

間もなく、ボジョレーヌーボーが解禁になりますね。2022年は、11月17日(木)。翌日の金曜日は、ボジョレーを飲みながらのおうち居酒屋、いいですね!

ぜひとも美味しいチーズを合わせたいけれど、何種類も入ってるパックのチーズの詰め合わせって、パックのままだとどうも食指が動かないんですよね。どうやったら、美味しそうに盛ることができるんでしょうか。

坂本シェフ、映えるチーズの盛り方、教えてください!

最後のローズマリーとオリーブオイルで、こんなに変わる!

前回、黒いお皿にチーズと生ハム、そして付属のクラッカーを盛り付けたところまでいきました。

 

ここで、ローズマリーの登場です!

 

ローズマリーの根元から二つに分けたら

 

上からフワッと載せて、全体のバランスを整えるだけ。

ローズマリーの緑色が入るだけで、お皿全体が締まります!

さてに、お皿全体にブラックペッパーを振り、

 

なんと、全体にオリーブオイルを回しかけて、完成です!

 

ボジョレーが似合う、ものっすごく素敵なプレートが出来上がりました。
ローズマリーとオリーブオイルだけで、こんなにも変わるんですね! 盛っただけで、レストランクオリティの一皿が完成してしまいました。

さすが坂本シェフ、ありがとうございます!

 

ローズマリー、生でそのまま食べられる?

それでは最後に、ベーコンとシャンピニオンのマカロニサラダの盛り付けです。

実はシャンピニオンってマッシュルームのことだって知っていましたか?このサラダ、「シャンピニオン」の方を採用したのがすごいですね。。マッシュルームと言われるのと、シャンピニオンと言われるのでは、印象が全然違います。名前を見て、思わず買いたくなっちゃいましたもの! このネーミング、当たりです◎

今回は、チーズと生ハムを持った黒いお皿と合わせて、真っ黒なお皿をセレクト。「黒×黒でシックにいきます」(坂本シェフ)

 

表面にはベーコンなどが乗っているので、下の方のパスタからすくうように盛り付けていきます。

 

「なるべく高く盛りたいので、土台をしっかり作りましょう。お皿の3分の2が埋まるような感じで広げたら、あとは上へと高さを出すように持っていきます」

最後にベーコン類を上に飾ったら、ブラックペッパーを振り振り。

 

さてここで、再びローズマリーの登場です。

ローズマリーの先端を、二本の指で挟み、

 

ローズマリーの生え方に逆らうように指を下へと引っ張り下げると、あらま! 簡単に葉っぱが取れます。

これを、マカロニサラダの上に散らしていきます。

 

「え? ローズマリーって、生でそのまま食べられるんですか?」

思わず、口に出してしまいました。チーズと生ハムのお皿の時は飾りとわかる盛り付け方でしたが、これは一緒に口に入りますよね?

「香りが強いし口に残ってしまうので、苦手な方は食べる時に外してください。でも、もちろん食べても問題ないので、お好きな方はどうぞ!」

とのこと。

へえ、知りませんでした! こんな使い方もできるんですね!

 

最後に、こちらにもオリーブオイルを回しかけて、

 

こちらも、完成!

さあ、ボジョレー・ヌーボーを開けましょう!

 

なんでしょう、このゴージャスなお家居酒屋は!
盛っただけでホームパーティーになってしまいました。

もう、テンション上がって、ワクワク! さあ、乾杯しましょう!

 

あの個包装されて詰め合わされていたチーズたちが……!

きれいにカットされてオリーブオイルやブラックペッパーをまとい、まるでステージに上がってスポットライトを浴びているかのようなゴージャスさです。

この盛り合わせテクは、絶対覚えておくべしですよ!

マカロニサラダも、ローズマリーの香りが移り、ゴージャスな味わいとなりました。

 

今年のボジョレー・ヌーボーは、これで決まり! 皆様、ぜひお試しくださいね!

今回の“盛れる”テクニック まとめ

・仕上げは、オリーブオイルとローズマリーで
・ローズマリーは指で挟んで引っ張れば簡単に葉がとれる
・ローズマリーは生でも食べれるが口の中に残るので気をつけて

ライター / 平地 紘子

大学卒業後、記者として全国紙に入社。初任地の熊本、福岡で九州・沖縄を駆け巡り、そこに住む人たちから話を聞き、文章にする仕事に魅了される。出産、海外生活を経て、フリーライター、そしてヨガティーチャーに転身。インタビューや体、心にまつわる取材が好き。新潟市出身

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