サンマの春巻きの作り方
食事の楽しさとともに、食べ方を少しずつ覚えていく乳幼児期。手づかみは離乳食にとって大事な要素のひとつです。「春巻きは手で持ってパリパリ食べられるので、子どもに人気なんです。蒲焼の味つけが濃いので、離乳食完了期以降のお子さんにおすすめです。」(木田さん)
<材料>
・サンマの蒲焼(缶詰) 1缶
・春巻きの皮
・海苔
・スライスチーズ
・(お好みで)大葉
<作り方>
①春巻きの皮を写真のような向きに置き、下半分に海苔→チーズ→サンマの蒲焼→海苔の順番に重ねていく
②春巻きの皮の端を折り畳むようにして巻いていく
③フライパンにごく少量の油を引き、中火で両面焼く
「サンマの缶詰はもう骨まで柔らかいので、焼き色をつけるだけでOK。魚が苦手なお子さんも、蒲焼の味だと喜んで食べてくれますよ。大人の分は大葉を挟んでおつまみにも。ビールによく合います!」(木田さん)
サンマの缶詰のタレは捨てずに炊き込みご飯の隠し味に使うのが木田さん流。食材を無駄にせず、おいしく使う工夫もさりげなく伝えています。
「いつでも戻れる味」を持たせてあげる
プライベートでは中学生、高校生、大学生のお母さんでもある木田さん。食事のプロだけに、相当なこだわりを持っているのだろうと思いきや、
「お菓子もコンビニのパンも食べていますよ。我慢しすぎるのでなく、いろいろなものを適度に楽しむことも必要だと思って」。
そんな木田さんがこだわってきたのは「だしの味」。味噌汁や煮物など、だしをベースとした食事をできるだけ取り入れるようにしてきたのだそうです。
「子どもたちも大きくなって、『夕飯いらない』なんていうこともありますが、『お味噌汁だけは飲みなさい』というと、ちゃんと飲むんです。ファストフード店で友達と食べるのが楽しかったり、ダイエットが気になったりする年頃ですが、いつでも戻れる味があるのはいいなと思います。」
だしは、赤ちゃんの時期から始められるそうです。
「離乳食の中期ぐらいから、薄めのだしを始められます。煮干しでも昆布でも、ご家庭で使っているものでOK。少し薄めて、お茶のように飲ませてあげることから始めてみてください。その後の離乳食にも、汁物としてぜひメニューに加えてくださいね。」
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