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MotherRingサポーターさんのレシピ帖
2022.11.29. | 

[vol.15]離乳食にもOK!シンプルポテトサラダ:MotherRingサポーターさんのレシピ帖

ミルクからスタートし、徐々にステップアップしていく赤ちゃんの食事。「しっかり食べて元気に育ってほしい」「食べることの楽しさを知ってほしい」と思っても、実際なかなかうまく進まないこともあります。産前産後のご家庭をサポートするMotherRingサポーターの元にも、「離乳食が悩みの種です」といったご相談がよく寄せられます。

川崎市を中心に、横浜市や東京都内で活躍中のMohterRingサポーターの木田真美さんは、保育園の調理師としても長く活躍しています。離乳食スタート時の赤ちゃんから、子どもたちの食事づくりを通じて、子どもが喜ぶご飯を熟知している木田さんに、赤ちゃんから大人まで、幅広く楽しめるレシピを伺いました。

シンプルポテトサラダの作り方

「離乳食を続けるコツは、とにかく無理をしないことです」と木田さん。木田さんのお勧めは、大人用の食事と一緒につくって、味付けの前に取り分けるスタイル。そんな取り分けスタイルにぴったりのシンプルなポテトサラダを教えていただきました。

<材料>3人分
・じゃがいも 2〜3個
・調味料(お好みで) 塩、マヨネーズ、レモン、塩麹など
・お好みの野菜(きゅうり、ブロッコリー、玉ねぎ、コーンなど)

<作り方>
①じゃがいもの皮をむいて4つ切りにする
②なべにじゃがいもを入れ、かぶるぐらいの水を入れて火にかける。沸騰してから火を弱め、10分程度ゆでる
③じゃがいもを茹でている間に、あえる野菜の準備をする。きゅうりの場合は薄切りにして塩をする。ブロッコリーの場合は小分けにして茹でておく。玉ねぎは薄切りにして水にさらしておく。
④じゃがいもを鍋から取り出し、すりこぎ、マッシャーなどでつぶす
→離乳食にも使う場合は、ここで取り分ける
⑤温かいうちに、④に③の野菜をあえる
⑥温かいうちに、お好みの調味料を入れて混ぜる

「離乳食のスタート期は、味つけなしのペースト状が基本です。その場合は、茹で汁を少量混ぜてペースト状になるまで潰しながら混ぜます。後期からは少しずつ味付けを。ごく薄めの塩味から始めましょう」(木田さん)

 

元がシンプルだから、好みの味にできる

訪問先のご家庭でもポテトサラダは大人気。シンプルなだけに、ご家庭ごとの個性や好みがある、と木田さんは言います。

「潰し方も、ジャガイモがごろごろしているぐらいがお好みのご家庭もあれば、『うちは形がなくなるまでしっかり潰しています』というご家庭もあります。訪問時には、お好みを伺いながら作っています」(木田さん)

味つけに関しては、訪問先の冷蔵庫の中身と相談しながら決める、と木田さん。
「塩麹を使っているご家庭に伺った時に、入れてみたらとても美味しくできたんです。もし塩麹をお持ちなら、ぜひ一度試してみてほしいですね」

ごく控えめに味付けをしておいて、仕上げは食事のときに各自でしていただくことも多いとのこと。

「あっけないほどシンプルなメニューですが、家庭のご飯はこれぐらいシンプルな方が飽きないし、ほっとするのではないでしょうか。育児で忙しい時期はなおのこと、無理のないようにしてくださいね」(木田さん)

 

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ライター / 編集部 MotherRing

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