「八ヶ岳生とうもろこし」が主役のPOPUP!
「ハマラノーエン」の「八ヶ岳生とうもろこし」は、その名の通り生で食べられるとうもろこしです。標高 1,000m を超える八ヶ岳高原で育ち、澄んだ湧き水と昼夜の大きな寒暖差によって糖分をたっぷり蓄えるため、平均糖度は20 度超え。野菜でありながらメロンよりも甘いといわれています。
またハマラノーエンは、とうもろこしの美味しさを届けるだけではなく、豊かな自然の中でこの場所ならではの感動体験を味わってもらいたいという想いから、2023年に体感型農園『ハマラハウス』もオープンしました。
ここは、八ヶ岳生とうもろこしの収穫体験や直売所という役割だけでなく、地域野菜、工芸品、アパレルなどライフスタイルグッズの販売、さらに八ヶ岳と畑を眺めながらカフェも堪能できます!
今年で開園15周年を迎えたハマラノーエン。8月には『ハマラハウス』で、とうもろこしを主役にした農×エンターテインメントイベント「ハマラノーエン祭2025」を開催するなど進化が止まりません。
そんな「ハマラノーエン」の想いと、現地で味わえる体験を再現するPOPUPを手がけたのが、Yuinchuのイベントプランニングチーム『onestop』です。
今回は、八ヶ岳生とうもろこしの試食体験や「限定コラボメニュー」という美味しい体験と、恒例の「八ヶ岳生とうもろこしのもぎり体験」というラインアップです!さらに、POPUPに訪れたお客さんの“生の声”をハマラノーエンに届けるため、期間中にはメッセージカードを書いていただく企画も実施。POPUPでの体験を通して感じた驚きや感動をその場で言葉にしてもらい、集まったカードを後日ハマラノーエンにお届けするそうです。
生とうもろこしを贅沢に使用したコラボメニュー
それでは早速POPUP限定のコラボメニューから見ていきましょう!コラボメニューは、「生とうもろこしオープンサンド」「生とうもろこしかき氷」「冷やし生とうもろこし」の3つ。「八ヶ岳生とうもろこし」はそのまま食べても甘いのに、なんと冷やすと甘みがさらに増し、美味しさが引き立つんです!
その中から編集部は「生とうもろこしオープンサンド」をいただきました。オープンサンドは「濃厚八ヶ岳生とうもろこし冷製ポタージュ」がセットでついてくるという、とうもろこし好きにはたまらないメニューです。
オープンサンドをひと口食べると、ジューシーで甘い生とうもろこしのシャキッとした歯応えが広がります。そこに生ハムの塩味、アボカドのまろやかさ、バルサミコソースのフルーティーな酸味と風味が絶妙に調和することで、八ヶ岳生とうもろこしの甘味を引き立てていました!
セットで味わえる「濃厚八ヶ岳生とうもろこし冷製ポタージュ」はその名の通り八ヶ岳生とうもろこしを贅沢に使ったスープです!砂糖を一切使わず、素材そのものの自然な甘味を感じるスープは、トロッとした食感と濃厚なとうもろこしを楽しめる一品でした。
「もぎり体験」で感動を!台風の中、新鮮な苗を持ち帰るため八ヶ岳へ
「八ヶ岳生とうもろこし」をふんだんに使った贅沢なコラボメニューが存分に味わえるのももちろん魅力ですが、このPOUPといえばもはや風物詩となった「八ヶ岳生とうもろこしのもぎり体験」です!八ヶ岳の大自然の中で 「自分らしい体験」をしてもらうことを大事にしているハマラノーエンらしさを受け継ぎ、八ヶ岳の「ハマラハウス」さながらの収穫体験をPOPUPのコンテンツとしています!
今年は、SWITCH STAND AKABANEを舞台に、9月6日・7日の2日間限定で開催されました。 店舗オープンと同時に入り口に登場した“とうもろこし畑”には、入店するお客さんも興味津々のご様子。大人も子どもも楽しそうに「もぎり体験」にチャレンジする姿が見られました。
子どもたちや、とうもろこしの株すら初めてみるお客さんに寄り添いながら、onestopの皆さんが“もぎり方”をレクチャーし、どんどん収穫されていく「八ヶ岳生とうもろこし」。
「一番大きいのを見つけて獲ろうよ!」と株の間をかき分けて奥の一番大きなとうもろこしを見つける男の子や、一本の生とうもろこしにかぶりつく子どもたちの姿に、周りの大人たちもほっこりした表情で見守っていて、笑顔があふれる現場でした!
「もぎり体験」の場はこうして生まれる
そんな「もぎり体験」の実施にも『onestop』ならではのこだわりがあるんです。それは、「お客さんに“新鮮な状態”で届けたい」という想いのもと『onestop』のメンバーが実際に八ヶ岳に足を運び、とうもろこしの株を収穫するというもの。
重要なポイントとなる「新鮮な状態」は、どうやって保っているのか。
実はそのために、「もぎり体験」の開催日前日の早朝に、八ヶ岳でとうもろこしを一本ずつ丁寧に収穫しています。
そして、採れたての状態を保つために、すぐ東京へ戻り、その日のうちに運び込むんです。
今では、この一連の工程が彼らにとって夏の恒例行事になっています。
今年は、「もぎり体験」前日の関東甲信越は台風が接近中で大雨でした。それでも雨にも負けず、八ヶ岳までとうもろこしの株ごと収穫! 現地ならではの味だけでなく、体験も東京で再現したいという、『onestop』の強い想いが感じられます!
というわけで、今回、八ヶ岳までとうもろこしの株を収穫し、もぎり体験の準備をした『onestop』の金原さんにお話を伺いました!
−−今回は台風の影響もあり、かなり準備も大変だったと思います!「もぎり体験」の実施に向けて、どんな想いで取り組まれましたか?
金原さん:現地入り当日は、台風の影響で関東甲信越エリアも大雨予報だったので、正直なところ、安全も考慮してギリギリまで実施するか悩みました。でも、皆様に”体験を届けたい”の一心で現地入りを決めて、株の収穫作業を行ってきました!
−−かなりの大雨でしたから、確かに安全面の不安もありますよね。そんな風に、迷った末の決断だったんですね!朝も相当早く須発されて大変だったと思いますが、現地での体験はいかがでしたか?
金原さん:そうですね、でも当日、早朝に車で出発し、安全に注意をしながら無事に現地入りすることができました。到着するとハマラノーエンのみなさんも現地で私たちを温かく迎えてくださって、一緒に広大な土地の中で行った収穫作業は、より自然を身近に感じることができました。この経験は、私たちにとっても本当に貴重な体験になりました!
「もぎり体験」の当日、編集部がオープン前にお店を訪ねると、『onestop』チームが手際良く“とうもろこし畑”を作り上げているところでした。台風の影響を受けながらも、イベントを楽しみにしてくれるお客さんのために現地の体験を届けようと尽力するみなさんの姿が印象的でした。
そして編集部の質問にも明るく答えるonestopのメンバーをみて、お客さんにもハマラノーエンの魅力を味わってもらって楽しんでもらいたい!という想いが伝わってきました。
現地さながらの体験―背景にあるスタッフの深い知識
当日は、小さなお子さんを連れたご家族やご夫婦、友人同士など、さまざまなお客さんがPOPUPを楽しんでいました。もぎり体験はお昼を過ぎるころには、その日の受付分が終了してしまうほどの人気ぶりで、店内は「美味しい食べ方」「保存の仕方」「ハマラノーエンの話」などなど、スタッフと楽しそうに会話をしながらPOPUPを満喫するお客さんで賑わっていました!
驚かされるのはいつもの『onestop』チームが、まるで「ハマラノーエンのスタッフ?」と思うほど、生とうもろこしに詳しいこと!実はその裏には、チームみんなでハマラノーエンへ足を運び、体験やレクチャーを受けながら、現地スタッフさながらの知識と対応力を身につけているという努力があります。
−−今回も商品とともに「ハマラノーエン」の魅力をしっかりと言葉で伝えようとするスタッフのみなさんの意気込みを感じました!POPUPの開催に向けて、まずは八ヶ岳の『ハマラハウス』にみんなで行って体験をして、レクチャーも受けてらっしゃるんですよね?
金原さん:そうなんです!まずは私たち自身が体験することを重要視しています。そこにあるヒト・モノを理解することはもちろんですが、体験することで自分たちが見つけた好きなポイントや楽しさを言語化することを意識して、レクチャーという名の体験をさせていただいています!
ただ、私たちは生産に携わっていない分、ハマラさんのような説明はできないことも理解しています。でも、私たちには日々消費者の方と接点があり、体験者として消費者の方へ寄り添う形でお伝えできるように努めています!
−−なるほど!実際に自分で体験して感じたことが言葉になっていると、お客さんが共感してくれたり、ただの情報ではなく想いも届くような気がします!
現地ならではの体験にこだわるからこそ、演出だけではなく、コミュニケーションにも力を入れて臨んでいるという徹底ぶりは、お客さんから「八ヶ岳の人ですか?」と尋ねられるほどでした!
そんな非日常感にあふれたPOPUPでは、大人も子どもたちも大喜びの様子で、取材をしている私達もとても嬉しく楽しい時間を過ごせました。
そしてPOPUP終了後には、とうもろこしの残った株を、子供たちと一緒に、「ヌーヴェル赤羽台」内の畑「SWITCH STAND FARM」に設置されているコンポストへ運んだというエピソードも!
特別な体験を楽しめるだけでなく、環境への配慮を知るキッカケや循環の仕組みが取り入れられているというのもonestopらしい体験コンテンツです。そんな思い出を作れるのも、もぎり体験ならではの醍醐味かもしれません。
お客さんの感動を八ヶ岳へ届ける!
大盛況のうちに幕を閉じたPOPUP。
準備から当日まで走り抜けたonestopの金原さんと森さんに、イベントを終えた今の心境をうかがいました。
−−大盛況でしたね!準備から当日までを通して、一番印象に残った瞬間はどんな場面でしたか?
金原さん:私は今年から携わらせていただいたのですが、印象に残っているのは、8月の準備段階からすでにお客様に「今年もとうもろこしのPOPUPはありますか?」と声をかけていただいたことですね。その関心の高さを肌で感じられたのは、とても嬉しい瞬間でした。
そして実際に現地でハマラさんとお話しし、八ヶ岳の大自然の中で農を体験したことで「この感覚を純度高く皆さんに届けたい!」という気持ちが強くなりました。当日はその気持ちを込めて、一人ひとりのお客様に、一本一本丁寧にお届けすることができました。
−−きっとその想いはお客さんにも伝わっているんじゃないでしょうか!森さんは、実際にお客さんと接してみて、印象に残っていることはありますか?
森さん:そうですね、「生でたべれるんですね」「とうもろこしってこんなに甘いんですね」という声がが本当に多かったです!ハマラさんの1日1日の積み重ねが、東京で「発見と笑顔」に変換されているのは、私たちとしても考え深くて、お客様の声を聞けば聞くほど、より純度の高い想いを届けていきたい。と思いました!
−−素敵ですね!お客様の「発見」と「笑顔」が、まさにハマラノーエンさんの努力の証だと思います。そうした声が、さらに純度の高い想いを届ける原動力になっているのが伝わってきました!ちなみに、今回のPOPUPを通じて、伝えたかったことはどのくらい届けられたと思いますか?
金原さん:うーん、100%!と言いたいところですが、イベントをきっかけに現地に行ってもらえたら100%になるのかなぁと思います。私たちが体験したからこそ、現地の土の香り、作物の生命力、心地良い風と青い空、そして、ハマラハウスでの”対面販売”を体験する行動までできてやっと「届けられた」と言えるのかなと思っています!
−−東京とハマラノーエンの架け橋のような役割ですね!今回のPOPUPを機に「現地に足を運びたい」そう思ったお客さんもきっといらっしゃるんじゃないかって思います!では、最後になりますが、次に挑戦してみたい企画や、やってみたいことはありますか?
森さん:繁忙期ではありますが、やはりハマラさんにもPOPUP会場にお越しいただくかたちでハマラさんの“対面販売”を実現できたらなと思います。そして、カフェを起点にハマラノーエンさんの体験ツアーなどにもチャレンジしてみたいですね!!
−−カフェを起点にした体験ツアーも実現できたらと思うと、ワクワクしますね!本当に今後も楽しみです!本日はありがとうございました!
POPUP期間中、全店舗で新鮮な「八ヶ岳生とうもろこし」を試食していただいたお客さまから、感想やハマラノーエンへのメッセージが数多く寄せられました。
その声をつなぐため、会場にはメッセージカードを用意。
「冷やすと甘さがひきたっておいしい!」「とうもろこしの域を超えてます。」といった感動の声が次々と書き込まれ、最終的には3店舗あわせてたくさんのカードが集まりました。
集まったお客さまの声(メッセージカード)は、後日、八ヶ岳の「ハマラノーエン」へ届けられる予定です。
Mo:take MAGAZINEでも、その様子をあらためてお伝えしていきます!
– Information –
ハマラノーエン
SWITCH STAND ODAIBA(お台場)
SWITCH STAND AKABANE(赤羽)
TONARINO by SWITCH STAND (元住吉)