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食を起点としたコト起こしの舞台裏
2024.03.01. | 

[Vol.2]ひまわり堂『リドレス』で作る上質なコーヒーのレシピ。コーヒー豆の量、温度、浸す時間を意識するのがコツ。

前回の記事では、バリスタ藤岡さんを招いての試飲会で、本当に簡単で誰でも安定した美味しいコーヒーが淹れられることが証明されたひまわり堂の『リドレス』。本記事では、コーヒー豆の量、お湯の温度、抽出時間も含めて、『リドレス』をもっと楽しむために、バリスタ・藤岡さんのおすすめレシピをお伝えします。とりあえずこれを押さえておけば間違いないということで、ちょっとしたコツを覚えてさらに美味しいコーヒータイムを演出しちゃいましょう!

タイトルの通り、このレシピにはコーヒー豆の量、温度、浸す時間がポイント。まずはスケール(計り)とタイマーを用意しておきましょう!そして、全てのレシピに共通するのが、以下のポイントです。

①リドレスを温めること
コーヒー豆を淹れる前に、リドレスにお湯を入れて1分程度放置して温める。抽出には温度が大事、温めてから使用することで抽出中の温度が下がらないように温めておきましょう。

 

②コーヒー豆の挽き方
グラニュー糖より少し粗いイメージ。グラインダーが10段階だとしたら3のイメージです。ちなみに細かく挽くと酸味が出やすく、粗めに挽くと甘みが抽出されやすいそうです。

 

③お湯の温度は98度くらい
温度によって成分の出方が変わるので、『リドレス』は98度のお湯がオススメです。

 

基本編:ホットコーヒーのレシピ

<材料:1杯分>
コーヒー豆:10g 
お湯:200ml(温度:98度)

手順1:『リドレス』にコーヒー豆を入れる前にお湯を入れて温める(1分程度)

手順2:『リドレス』にコーヒー豆10gを入れる。98度のお湯を円を描くように注いで、3分待つ

手順3:カップにコーヒーを注いで完成

※2杯分の材料は2倍、抽出時間は1杯分と同じです
※2杯分は急須にお湯を400ml入れた後、一回軽くかき混ぜてあげる。

 

基本編:アイスコーヒーのレシピ

<材料:1杯分>
コーヒー豆:10g
お湯:100ml(温度・98度)
氷:100g

手順1:『リドレス』に豆を入れる前にお湯を入れて温める(1分程度)

手順2:『リドレス』10gのコーヒー豆を入れて、98度のお湯を円を描くように注いで3分待つ

手順3:100gの氷が入ったグラスにコーヒーを注いで完成。

※2杯分の材料は2倍、抽出時間は1杯分と同じ

 

応用編:急須ドリップ

<急須ドリップのコツ>
ちょっとしたコツがいる急須ドリップは通常の淹れ方と異なります。コーヒー豆とお湯の量にも要注意(コーヒー豆の挽き方は同じでOK)。お湯は一気に注がず、3回に分けて入れながら抽出していきます。ちょっとしたコツは必要だけど手動でドリップをするため、抽出時間を調整したり、自分好みのコーヒーを再現できる玄人好みの手法とも言えるそうです。

<材料:1杯分>
コーヒー豆:15g 
お湯:230ml(温度・98度)

手順1:『リドレス』にコーヒー豆を入れる前にお湯を入れて温める(1分程度)
手順2:『リドレス』に15gの豆を入れる、お湯を30mlいれたら、
     30秒待ってカップに注ぐ。
手順3:『リドレス』にお湯を100ml入れて、30秒待って、カップに注ぐ
手順4:『リドレス』にお湯を100ml入れたら待たずに、すぐカップに注いで完成

※2杯分の材料は2倍、抽出時間は1杯分と同じ

 

実はこの応用編”急須ドリップ”、『リドレス』は浸漬式(しんししき)という基本編で入れている淹れ方で簡単に美味しく淹れられるものの、「コツはいるけど、ドリップみたいな淹れ方もできるのでは?」という藤岡さんの遊び心から生まれました。テクニックが必要ですが、急須でドリップをすれば、ただ浸すよりももっと濃い成分が抽出できるので面白みがある。フレンチプレスとも違う、恐らくバリスタ業界でやっている人はいない?そんなコーヒーのミックスカルチャーに足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

 

豆の量や浸す時間、お湯の量を調節すれば、自分好みのコーヒーを淹れることもできるので、実は『リドレス』って玄人でも色々と試せる面白い器具になっているんです。誰でも簡単に美味しいコーヒーが楽しめる『リドレス』のある日常で、毎日をちょっとHAPPYに。

 

– Information –
ひまわり堂CAFE
https://himawaridou.com/
クラウドファンディング情報
https://timeline-media.jp/projects/90

ライター / Mo:take MAGAZINE 編集部

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