[Vol.3]冬太り解消！「ひき肉とたっぷりきのこのおからあんかけ丼」で体にやさしいデトックス_ランナーのための時短晩ごはんレシピ

「なんだか体が重たいな」と感じたら、食事を見直そう

冷え込みがもっとも厳しくなる1月後半。夜ランで外に出るのもちょっぴり勇気がいる季節です。年末年始を過ぎてから少し体が重いな、なんて感じているならばなおさらのこと。（もう少しすっきりした体で、快適に走りたいなあ……）と思いませんか？

そんなあなたにぜひおすすめしたいのが「デトックスご飯」。食物のもつ自然の力が、体に溜まった老廃物を排出してくれます。

もっと身軽になって楽しく走りたいランナー向けの晩ごはんを、管理栄養士の監修の下、Mo:takeのヘッドシェフ坂本が考えました。ランナーはもちろん、日頃の体調管理が気になる人にもおすすめのレシピを、ご紹介していきます。

デトックスに役立つ栄養素は？

デトックスのポイントは３つ！

まず心がけたいのが、適度な水分補給です。体内でデトックスや解毒をしてくれるのは肝臓と腎臓。肝臓や腎臓がしっかり機能するためには、体内に水分が行き渡っていることが必要です。

２つめは「プレバイオティクス」が豊富な食品を積極的に取ることです。プレバイオティクスとは、腸内の善玉菌等のエサとなるもののこと。オリゴ糖や水溶性食物繊維が代表的です。腸の細胞は、体内に入ろうとする化学物質から体を守ってくれる、解毒と排泄のシステムを持っています。消化器系が健康に保たれることで、体内で正常に解毒が行われます。

プレバイオティクス（善玉菌のエサとなるもの）が含まれる食材をまとめました。

<食物繊維が多く含まれるもの>
○ きのこ類（シイタケ、キクラゲ、えのきなど）
○ 芋（さつまいも、じゃがいもなど）
○ 海藻類（寒天、わかめ、昆布など）
○ こんにゃく

<オリゴ糖が多く含まれるもの>
○ 豆類（大豆、小豆、おからなど）
○ 果物（バナナ、りんごなど）
○ とうもろこし
○ ごぼう
○ 玉ねぎ

これらの食材を組み合わせることで、効果はさらにアップします。

そして３つめは、アルコールの摂取量を制限することです。アルコールを飲み過ぎると、解毒の役割を担う肝臓の能力が低下してしまうので要注意。お酒が好きな人も、休肝日をつくって体内の解毒を促しましょう。

体がスッキリ！ぽかぽかになる！「ひき肉とたっぷりきのこのおからあんかけ丼」

プロバイオティクスが含まれるきのこ類と大豆製品を組み合わせた「ひき肉とたっぷりきのこのおからあんかけ丼」をご紹介します。アツアツのあんかけで体も温まるので、寒い時期の夜ラン前後におすすめですよ。

＜材料＞1名分
・ごはん：1膳
・豚ひき肉：50g
・しめじ：1/4パック
・えのき：1/4パック
・大豆（水煮）：30g
・うの花：1パック
・しょうゆ：大さじ1
・みりん：大さじ1
・料理酒：大さじ1/2
・甘酒：大さじ1
・水：100cc
・和風だし：小さじ1/2
・サラダ油：大さじ1/2
・塩：少々
・片栗粉：小さじ2
・三つ葉（おこのみ）：適量