みんなで作り上げる、みんなで楽しむをコンセプトに
学生たちが想いや声を共有しやすい場づくり
コロナ禍にあって、イベントやキャンパスでの交流がほとんど出来なかった学生たちは、思い描くような学校生活を送ることができなかった人がほとんど。国家試験のあとは、いよいよ卒業式で大学生としての時間が終わりを迎えます。でも「みんなで学生らしい思い出を作りたい」という想いを最後まであきらめず「みんなで卒業パーティをしよう」ということに。じゃあどうやって？準備をする時間も、みんなでコミュニケーションをとる時間もないよ。そんな声を聞いて立ち上がったのがonestopチーム。
今回のイベントは、みんなで作り上げる、みんなで楽しむをコンセプトに学生さんの想いを実現させるために実施するonestop流のサポート。「卒業パーティは何がしたい？」それを学生同士が認識し合うことが必要では？ということで、今回はその声をあげたり、共有する機会をつくる場として、キャンパス内の食堂がパーティ会場のように彩られました。
束の間の休み時間、笑い声と笑顔が溢れる食堂。
外にはキッチンカー、食堂はフード＆スイーツで華やかに
当日は、国家試験を控える学生さんたちが猛勉強中。勉強の合間のお昼休みを楽しんでもらおうと、着々と準備が進められて華やかになる食堂。「卒業パーティーをやるなら何がしたい？」と描かれたクリスマスツリーは、願いを書いてオーナメントとして吊るしてもらう仕掛けに。外にはキッチンカーのONE_THROWも駆けつけ、学生さんがリラックスをしながら今日までの想いに向き合い、仲間と楽しみながら声をあげる場が生まれます。「準備万端！あとは学生さんたちに楽しんでもらおう」と笑顔で待つonestop。「あれ？予定の時間が過ぎたけど、、誰も来ない。。。」「少しでも来て欲しいなぁ」と不安の表情を見せながら待つこと数分。”ゴゴゴゴゴォー”っと次第に近づいてくる足音とともに、笑顔で会場に向かってくる学生たち！みんなの姿をみてスタッフも一安心した様子。あっという間に、会場は学生さんで埋め尽くされました。
「わぁ!私たち大学生っぽい!」そう言いながら、嬉しそうにスイーツに手を伸ばし友達とのランチを楽しんだり、みんなで一緒にスノードームを作ったり、チェキの撮影会が始まっちゃったり、クリスマスツリーに願いを書いたりする様子を見た先生も「あの子たちがこんな無邪気な笑顔で過ごしている姿を初めて見ました」と嬉しそうに笑みを浮かべながら、学生たちの様子を見守っていました。
「卒業パーティなにがしたい？」学生らしい思い出作りを
友達と一緒に考える時間も一つの思い出に。
「卒業パーティをやるならなにがしたい？」早速願いを書いて盛り上がる学生、中には「何がしたいんだろぉ」という学生も。友達同士で話し合って「あれもいいよね」「うん、それやりたい」などなど賑わいを見せながら、ツリーのオーナメントはどんどん増えていきました。「タイムカプセルを埋めたい」「ビンゴがしたい」「美味しいご飯を食べたい」様々な学生らしい思い出づくりへの願いが飾られていくツリーを見て話す姿から、友達がどんなことを思っているのか再認識をする機会にもなったようです。束の間の休みを終えて、学生たちが教室に戻ったところで、イベントが無事終了。準備した食べ物が綺麗になくなったテーブル、学生さんもいない食堂は、準備前の静かな日常に戻ります。
「はじめの一歩は私たちが踏み出す」。これは湘南鎌倉医療大学の一期生が掲げる国家試験に向けてのスローガンです。そして、コロナ禍の入学から、間も無く卒業を迎える一期生の学生さんたちの卒業パーティに向けても、はじめの一歩が踏み出されました。コロナ禍を経て日常の風景に戻りつつある今だからこそ、4年分のみんなの思いを込めた卒業パーティで、大学生らしい最高の思い出作りをしてほしいですね。
– Information –
湘南鎌倉医療大学
