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#ごはん盛れたから見て
2022.12.22. | 

[Vol.2]ふわ〜っと湯気が立ち昇る。冬にピッタリほっかほかのオープンサンド!:#ごはん盛れたから見て

料理は盛り付けがすベて!なんてことはありませんが、同じ料理でも盛り付け次第で豪華に見えることもあれば、逆にちょっと残念になってしまうことも。それだけ盛り付けって、大事なんですよね。

というわけで、この企画ではあえて料理を一切せず!
盛るだけでおいしく見せ、料理を囲む人のテンションをあげてくれる“盛れる”テクニックを紹介します。

“盛る”のはもちろん、見映えが求められるケータリングや雑誌、映像などでのフードスタイリングでそのテクニックを磨いてきた、「Mo:take」ヘッドシェフの坂本英文(さかもと・ひでふみ)。さあ、盛って見せてもらいましょう!

 

今回のテーマは「たった5分で準備完了! 朝を楽しむモーニングプレート

 

12月に入り急に冬らしい気温になってきましたね。休日は、いつまでもだらだらとぬくぬくのお布団で過ごしたーい! でも、やっぱりお腹は空いてくるもの。簡単にできて、温まる冬にぴったりのモーニングプレート、あったら良いなあ・・・!

坂本シェフ、寒い季節の休日にぴったりのモーニングプレート、お願いします!

野菜サラダが、グラタンでだんだん見えなくなる

前回、こんがり焼いたトーストの上にポテト&ベーコングラタンを、スプーンでひとすくいのせた坂本シェフ。二つのスプーンを使いながら、さらにすくっては、少しずつ重なるようにのせていきます。

 

すくったものを、もう一つのスプーンで滑りおろすようにのせているのがわかりますよね。

今回はベーコン&ポテトグラタンを使いましたが、お好みでエビグラタンなどを選んでも◎ グラタンがとろっとしていてお皿にたれてきても問題なし!だそうですよ。

グラタンの焦げ目が上になるように盛っているので、このまま焼き上げたパングラタンのようにいい感じです。

 

見えますか? 湯気がふわーっと上がっているのが。
もう、冬の遅めのモーニングにはぴったりですね!

 

パセリは乾燥派? 生派?

ブラックペッパーを振っていきます。グラタンの上だけではなく、お皿にも振りかけるのが、盛って魅せるポイントです!

さらに坂本シェフ、パセリを散らし始めました。

 

「乾燥パセリが家にあれば、そのまま振りかけてもらえば良いですが、生のパセリが家にあれば包丁で刻むのがオススメです。乾燥パセリは細かくなりすぎていることがあるので、自分で刻んだ方が立体感が出ますよ」

そして、刻んで残ってしまったものは、水分を絞り切って乾燥しておけば、乾燥パセリとしてある程度保存もできるとか。次にパセリを買ったら、使い切れずに残ったものを冷蔵庫で干からびさせてしまうことなく、刻んで保存しておこうと思います!

 

完成です!

赤×パセリのオレンジがクリスマスにもピッタリですし、ここに金箔を散らしたら、お正月っぽくもなりそう。お正月、おせち料理や和食に飽きてきた頃にも良さそうですね。

 

さあ、いただきましょう!
グラタンも熱々ですが、そこにカップスープを添えたら、もう完璧。冬の寒い朝、体の中も心も、ほっこりと温まりますね。

ズボラ女子として坂本シェフにお願いした今回のモーニングプレートですが、簡単にデキる女子のように見えるプレートを教えていただき、ありがとうございましたー!

 

今回の“盛れる”テクニック まとめ

・グラタンをのせる時は、二つのスプーンを使って
・ブラックペッパーやパセリは、お皿全体にふりかけよう
・生パセリを刻んで保存しておくと重宝◎

ライター / 平地 紘子

大学卒業後、記者として全国紙に入社。初任地の熊本、福岡で九州・沖縄を駆け巡り、そこに住む人たちから話を聞き、文章にする仕事に魅了される。出産、海外生活を経て、フリーライター、そしてヨガティーチャーに転身。インタビューや体、心にまつわる取材が好き。新潟市出身

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