SERIES
食とカルチャーの交差点
2026.01.16. | 

Mo:take 坂本 英文|食とカルチャーの交差点

皆さんは、食事のときにお気に入りの音楽を流したり、 映画の食事シーンを観て「美味しそう…あれ食べたいな」と思ったり、 そんな日常の瞬間はありませんか?

映画や音楽など好きなカルチャーの向こう側には、その人の考え方や感性が宿っている…そんな視点からお話を伺う、新シリーズ 『食とカルチャーの交差点』 が始まります!

このシリーズでは、テーマを設け、ゲストにそのシーンにあったお気に入りのアルバム、映画をそれぞれ1本づつ上げてもらい、ゲストが思う日常に溶け込む映画や音楽などのカルチャーをきっかけにした “食体験”を手がかりに、ゲストの価値観や感性に触れる入り口をご紹介します。

第1回目は、Mo:takeブランドを担う 坂本英文。
彼の“食とカルチャーの交差点”には、どんな入り口が見えてくるのか。 さっそく覗いてみましょう。

〇〇な時に聴く音楽、あの映画の美味しいシーン

編集部:坂本さん、新コーナーの第1回目がはじまりましたね!記念すべき第1回目のゲストとして、今日はよろしくお願いします!このシリーズではゲストの方々に、「食」が印象的な映画のシーン”とテーマを設け、そのシーンやシチュエーションで聴きたくなる音楽アルバム1枚(CDやレコード)をチョイスしてもらい、そこから映画や音楽に紐づく食体験について語っていただくという企画になっています!

 

坂本:なるほど!面白そうですね、どんな映画や音楽に影響を受けたのか、その人のちょっと内面も見えてきそうですよね!
そこに食体験がどう紐づくのかも人それぞれ、多様にありそうなので、楽しみですね!
自分がゲストとなると、自分の内側を公開するようで少し恥ずかしさもありますが…宜しくお願いします(笑)。

 

編集部:ありがとうございます!ではでは早速伺っていきますよー!第一回目のゲスト坂本さんへのテーマは、休日のランチの時に聴きたいお気に入りのアルバム1枚を教えてください!

 

坂本:そうですね! いろいろあるんですが、1枚上げるとしたら…

フェアーグラウンドアトラクションの「The First of a Million Kisses」

ですかね!

特に、休日のランチ時で“特別な予定もなくて、ただゆったりと自宅で過ごせる”みたいな時に自分の中ではドンピシャで合うんですよね!
彼らの曲もボーカルのエディ・リーダーの声も、お昼の光が差し込む空間にめちゃくちゃ合うんです!
空間に音がハマったタイミングで 「あ、なんか今日いい感じかもな〜”」って思えたりします。

音楽って生活のテンポとリンクすることがあると思うんですよね。 包丁で野菜を切ってる音とか、 階段をのぼる足音とか、 そういった生活音と音楽のリズムが合う瞬間があって、それが心地良いと思います。

そして僕にとっては休日のランチってちょっと豊かな気持ちになるんですよね!

僕はそんな“豊かに感じるランチの時間”を味わいたくて、つい休日のお昼時にお気に入りの音楽を流すことが多いですね。

 

■ ただの“ハンバーガー”、されど“ハンバーガー”

編集部:坂本さんのお話聞いてると、私もフェアーグランドアトラクションの「The First of a Million Kisses」を流しながら休日のお昼を演出してみたくなりました(笑)。音楽って空気も気分も変えてくれますよね!

ではでは、この流れで印象に残っている映画のシーンについてもお聞きしたいのですが、食べているところのシーンや「食」が関係するシーンで、印象に残っている映画のシーンはありますか?

 

坂本:そうですね…色々あるので迷いますが…でも強いていうなら

パルプフィクション

で、サミュエル・L・ジャクソンがハンバーガーを食べるシーンですね!

なんでこのシーンで食べたくなるのかすごく不思議なんですけど、普通に食事のシーンじゃなくて、ジョン・トラボルタが演じるヴィンセントとサミュエル・L・ジャクソン演じるジュールスが登場して、組織の裏切り者を問い詰めるめちゃくちゃ緊張感のある会話をしながら架空のハンバーガー屋の「ビッグ・カフナ・バーガー」を食べるシーンなんですよ。

ここは映画の中でも大事な場面なんですけど、ジュールスがその裏切り者を見つめながら、ガブっとハンバーガーを“むしゃむしゃ”と食べて尋問するシーンを思い出すと、やっぱりハンバーガーが食べたくなります(笑)。

なんで食べたくなるのかっていうのを理論的に説明するのはちょっと難しいんですけど、やっぱり映画の中の“食”って、すごく印象に残りますね!映画を見たあと、その映画のストーリー自体を思い出しながら「あのシーンの映像が良かったなぁ」「あそこのセリフが刺さった!」っていうのはもちろんあるんですけど、僕の場合…「あれ美味しそうだったなぁ」って食のシーンで印象に残ることも多いんですよね!

この映画のシーンも見てもらうとわかると思いますが、ハンバーガー自体もビジュアル的にも“特別なバーガー”でもないんですよ。

でも映像の力なのか、映画監督の タランティーノの手にかかると、あのシーンまるごとの印象で“食べたい”って思わされているというか(笑)!

僕は実際に映画を観終わったあとに、そのままハンバーガーを食べに行った記憶があります!日常で食べなれた単なるハンバーガーでも、 あのシーンを思い出すとちょっとまた違うものに感じるというか。 映画の力ってすごいですね。僕の場合は、お腹が空いたか空いていないかは関係なくて、もう衝動的にでも食べるんだなって、このシーンで実感しました。

僕にとって映画の中の“食”って、味そのものよりも、 その瞬間の空気とか、テンションとか、温度みたいなものを記憶に残すスイッチなのかもしれません。ちなみに、劇中の架空のハンバーガー屋だったビッグ・カフナ・バーガーは、ポップアップみたいな感じでアメリカで販売されていたこともあったそうです!これは現地にいたら絶対食べてましたね!

 

お気に入りのアルバム、映画をそれぞれ1本づつ伺いながら、“食とカルチャーの交差点”をたどってみると、 音楽や映画のワンシーンの記憶が、いつもとは少し違った食体験を演出する。

誰かのカルチャーの入り口に立ってみると、「自分の場合はどうだろう?」と自然に考えてしまうもの。

映画の一場面で思い出す味。そのシーンにあった音楽で演出する空間。そのひとつひとつに、その人らしい感性が宿っているように感じます。

さて、皆さんにとっての“カルチャーの交差点”はどんな瞬間でしょうか。

 

ーインタビューに登場したアルバム、映画の中で印象的な「食」のシーンー

【休日のランチのときに聴きたい1枚】

・「The First of a Million Kisses」/ フェアーグラウンドアトラクション

【印象的な「食」のシーン】

・「パルプ・フィクション」 サミュエル・L・ジャクソン演じるジュールスが食べる「ハンバーガー」

 

ライター / Mo:take MAGAZINE 編集部

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文脈や背景を知ることで、その時、その場所は、より豊かになるはず。

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みんなとともに考えながら、さまざまな場所へ。
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