オンザライスだけではなかった、麻婆豆腐の使い方
前回、右の二つのお惣菜「だし香る国産ひじき煮」と「卵たっぷりポテマカサラダ」を混ぜたサラダを盛り付けた、坂本シェフ。
今回はいよいよ主食の盛り付けに入ります。
残っているのは以下の3品。
・冷凍 さぬきうどん
・乳酸菌入り麹ゆずトマトマリネ
・重慶飯店監修 麻婆豆腐
トマトマリネはそのまま盛るだけかな? と予想しながら坂本シェフの盛り付けを見つめます。
レンジの中で温まった冷凍うどんを取り出した坂本シェフは、お皿の上にうどんをほぐしながら広げ、温めた麻婆豆腐を盛り付けていきます。
麻婆うどん!
「麻婆豆腐はご飯にかけるのが定番だけれど、うどんもいいんじゃないですか?」(坂本シェフ)
ええ、これは間違いなく子どもが喜ぶ組み合わせです。
麺が全部隠れてしまわないように、中央部分に乗せていきます。お皿の色が濃いからこそ、うどんの白を残すのがポイントだそうです。
「麻婆豆腐に限らず、青椒肉絲とかエビチリとか、中華系ならなんでも合うと思いますよ」
いいかもー♪ 冷凍うどんの新たな活用法、いただきました!
そして、別盛りにすると思っていたトマトマリネを同じお皿に。
そして青ネギをふりかけると、一気に彩りがよくなりました!
「ディーン&デルーカにもありそうな、おしゃれなお惣菜だよね」(坂本シェフ)という「乳酸菌入り麹ゆずトマトマリネ」は、ルッコラの緑、ゆずの黄色、そして塩麹の白もあり、色彩面でも優秀です。
温めて乗せただけで、食欲そそる主食が完成しました!
パックのお惣菜と冷凍うどんで、こんな一品ができちゃうんですね。前回のサラダを合わせたら、素敵な食卓のでき上がり◎
急いで帰宅して、お腹を空かせた子どもが「ご飯まだー!? お腹空いたー!」と待っている時にも、わずか数分でこのクオリティ!
坂本シェフが「重慶飯店監修」の麻婆豆腐を選んだだけあり、山椒が効いた麻婆うどんは予想以上に本格的な味◎ 口の中が濃くなってきたら、トマトでサッパリできるのもナイスです。
そして、卵サラダとひじき煮を混ぜた一品。あまじょっぱいひじき煮と卵サラダを混ぜ合わせた時にいい具合に味がなじみ、まったく違和感のない美味しさになっていました。
疲れた夜にも、これなら親も子どもも大満足! 笑顔で食卓を囲めそうですね!
今回の“盛れる”テクニック まとめ
・お皿の色が濃い時は、うどんの白をあえて残す
・トマトのマリネを添えて彩りも豊かに
・青ネギを振るだけで簡単にレベルアップ!
と、食べる前に!
「#ごはん盛れたから見て」
【映え写真の撮影ポイント】
せっかくキレイに盛れたら、撮りますよね!(笑) カメラマンに、映え写真を撮るコツを教えてもらいました!
「料理写真のポイントはライティングと角度です。立体感を出すために逆光、もしくは反逆光で撮るといいですね」
そして、うどんの上に麻婆豆腐を盛り付けている時の写真を見るとわかる通り、撮る角度で見え方も大きく変わってくるのがわかります。
「いくつかの角度から撮ってみて、その料理が一番映える角度を見つけてみてください」