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#ごはん盛れたから見て
2022.04.28. | 

[vol.1]金曜日は、おうち居酒屋!  定番の肉じゃがも、盛り付け次第!:#ごはん盛れたから見て

料理は盛り付けがすベて!なんてことはありませんが、同じ料理でも盛り付け次第で豪華に見えることもあれば、逆にちょっと残念になってしまうことも。それだけ盛り付けって、大事ですよね。
というわけで、この企画ではあえて料理を一切せず!

 

盛るだけでおいしく見せ、料理を囲む人のテンションをあげてくれる“盛れる”テクニックを紹介します。“盛る”のはもちろん、見映えが求められるケータリングや雑誌、映像などでのフードスタイリングでそのテクニックを磨いてきた、「Mo:take」ヘッドシェフの坂本英文(さかもと・ひでふみ)。さあ、盛って見せてもらいましょう!

 

今回のテーマ「金曜日は、おうち居酒屋! 仕事終わりに手早くおつまみ揃えて、乾杯!

 

コロナ禍で、すっかりおうちご飯が日常になりましたが、たまには居酒屋気分を味わいたいですよね! でも、5日間頑張って働いて疲れて帰宅し、一から料理するのは体力的にも気力的にも、ちょっと無理……

 

そんな時、スーパーのお惣菜にひと工夫加えるだけで簡単に居酒屋メニューを作れたら、解放感にひたれますよね。
金曜日の夜を楽チンに楽しむためのテクニックを、坂本シェフに教えてもらいます!

今宵の主役は、冷凍たこ焼き!

スーパー1階にあるお惣菜売り場から少し離れて、お肉コーナーや冷凍食品売り場のある地下へと足を伸ばした坂本シェフ。一旦、お肉コーナーの惣菜を買い物カゴに入れたのですが、冷凍食品コーナーを見たら、違うアイデアを思いついたようです。

お肉のお惣菜を棚に戻し、代わりにカゴに入れたのは冷凍のたこ焼き! すぐに1階へと戻り、何かを探すようにお惣菜コーナーを物色し始めました。

何を考えて選んでいるのかは残念ながら推し量るのが難しいのですが、間もなく一つの惣菜をカゴに入れました。続いて、居酒屋メニューの定番、肉じゃがも。

さあ、今日はどんな居酒屋が開かれるのでしょうか。

 

今回のお買い物はこちら!

・ごっつ旨い 大粒たこ焼き(冷凍)
・北海道産男爵使用の肉じゃが
・蓮根とカリフラワーの梅風味サラダ

たこ焼き、肉じゃがだけでは“茶色”なメニューになりそうなところ、爽やかなサラダがいいアクセントになっていますね。バランスも取れました。

では、盛り付けお願いします!

 

珍しく、お皿選びで迷う坂本シェフ

まずは器選びから。

 

肉じゃがを載せるお皿は「料理の見栄えが良くなるお皿を」ということで、黒い平皿にすぐに決まったのですが

 

しばし悩んでいたのは、たこ焼きを載せるお皿。2つのお皿を前にどっちにしようか考えていました。

シルバーのアルミのお皿か

 

茶色の陶器の器か。

 

アルミの器に入れるとホッピーが似合うような居酒屋の雰囲気になりそうだし、陶器の器に入れると、もう少し落ち着いた雰囲気のお店で出てきそうな印象になります。

どれに盛るのか、お皿一つで本当に雰囲気がガラリと変わるんだなー、と改めて実感。

今回坂本シェフは、茶色い器を選びました。盛り付け後が楽しみです!

 

肉じゃがを、平皿で映えさせるには

冷凍たこ焼きのレンチンは、4分前後の時間がかかります。レンジに入れて温めている間に、肉じゃがを盛り付けましょう!

汁気多めの肉じゃがだと深みのあるお皿になりますが、今回は汁気がないので平皿でもOK。黒いシンプルなお皿に、盛り付けていきます。

まずはじゃがいもだけをお皿の中央部に盛っていく坂本シェフ。じゃがいもを土台にするんだそうです。平皿ならではの盛り付け方ですね!

 

その上に白滝と玉ねぎを、そしてお肉を。どんどん高さが出てくるので、崩れないように慎重に載せていきます。

彩りになるニンジン、インゲンは全体的なバランスを見ながら「色が足りないところに」(坂本シェフ)。

最後に青ネギをお皿全体に散らしたら、完成!

 

黒の平皿に、映えてますね。定番の肉じゃがなのに、いつもとは違うスタイリッシュな盛り付けが、解放感あふれる金曜日の気持ちをさらに盛り上げてくれます。

 

今回の“盛れる”テクニック まとめ

・お皿次第で、料理の印象が大きく変わる
・肉じゃがを平皿に盛り付ける時は、じゃがいもを土台に
・彩り野菜は、色の足りないところに足す

次回は5/3(火)に公開予定です。肉じゃがを盛り付けている間に、たこ焼きが温まりました。サラダとどう組み合わせていくのか、後編もどうぞお楽しみに。(つづく)

 

ライター / 平地 紘子

大学卒業後、記者として全国紙に入社。初任地の熊本、福岡で九州・沖縄を駆け巡り、そこに住む人たちから話を聞き、文章にする仕事に魅了される。出産、海外生活を経て、フリーライター、そしてヨガティーチャーに転身。インタビューや体、心にまつわる取材が好き。新潟市出身

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