ワガママなリクエストに、坂本シェフは!?
さあ、今日もいつものスーパーへ。
「今回は、とにかくグダーっとしている時の感じでお願いします」「そういう時は、やっぱり“和”ですよね」「体に染み入る感じの」
そんな筆者のワガママを、坂本シェフはどんな風に受け止めたのでしょうか。うなずき、何かを考えながら、惣菜売り場を見ていきます。
静かに考えていたと思ったら、突然動きが活発になるのが坂本シェフ。いくつかのお惣菜をカゴに入れたら、インスタントお味噌汁の売り場に足を伸ばし、あっという間に買い物完了!
今回は、こちらです。
・おつまみ煮玉子
・だし香るアスパラのお浸し
・おつまみ新生姜
・しじみ汁
“おつまみ”の文字が、朝とは真逆の印象も受けますが(笑) これがどんなモーニングプレートになるのか楽しみです!
プレートに春色が並んでいく
まずは、盛り付ける器を選んでもらいます。
ダラっとした朝とはいえ、盛り付けはキメてもらうのがこの企画のコンセプト。お皿は、大切ですね!
坂本シェフが選んだのは、大きめの真っ白なお皿。
“和”のテイストになるかと思っていたら、これはカフェのイメージでしょうか。
最初に、アスパラを盛り付けていきます。
「プレートの上にはボウルも載せるので、そのスペースを考えて盛り付けます」
3本のアスパラが、キレイに並びました。
その上に、煮玉子を二つ。
卵ってコロコロしていて安定しないので、アスパラの上で安定させるのはナイスアイデアです!
「お皿全体としてのまとまりも考えてのこの配置です。アスパラの穂先ではなく、根本の方に載せるといいですよ」
一度ボウルを載せて、全体のバランスを確認。必要があれば、ここで盛り付けを微調整しておきましょう。
ベースができたら、メインへ移ります。
まずは新生姜を斜め薄切りにカット。新生姜がなければ、ガリでもOKだそうです◎
撮影したのはちょうど桜の時期でした。薄切りにした生姜が、まるで桜の花びらのように見えませんか。
やさしく淡いピンク色が、とてもきれいです。
今回の“盛れる”テクニック まとめ
・転がりやすい卵は、他の食べ物の上に載せて
・プレートにお皿を載せる時は、全体のバランスを見ながら調整
・新生姜を桜の花びらに見立てて
次回は5/24(火)に公開予定です。この新生姜が、どんな風に使われていくのか、楽しみですね。お味噌汁も、もちろんそのままでは終わりませんよ! 出来上がりを、どうぞお楽しみに。(つづく)