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#ごはん盛れたから見て
2022.06.21. | 

[Vol.2]お父さんメシ 中華惣菜は、スープにもサラダにもピッタリだった!:#ごはん盛れたから見て

料理は盛り付けがすベて!なんてことはありませんが、同じ料理でも盛り付け次第で豪華に見えることもあれば、逆にちょっと残念になってしまうことも。それだけ盛り付けって、大事なんですよね。
というわけで、この企画ではあえて料理を一切せず!

盛るだけでおいしく見せ、料理を囲む人のテンションをあげてくれる“盛れる”テクニックを紹介します。
“盛る”のはもちろん、見映えが求められるケータリングや雑誌、映像などでのフードスタイリングでそのテクニックを磨いてきた、「Mo:take」ヘッドシェフの坂本英文(さかもと・ひでふみ)。さあ、盛って見せてもらいましょう!

 

今回のテーマは「家族のための、お手軽お父さんメシ!

 

お母さん不在の時のご飯担当はお父さん。子どもたちは、「いったいお父さんはどんなものを作ってくれるの?」と、期待と不安(笑)が入り混じった気持ちで待っているかもしれません。

でも、夏に近づくと日差しも強くなり、子どもと一日中過ごした週末の夜の疲れ具合は半端ないもの。できれば、冷たいビールをプハーっと飲みながらグッタリしたいけれど、ガッツリお腹を空かせた育ち盛りの子どもたちの「お腹空いたー!」攻撃は待ったなし。

子どものお腹もしっかり満たせるけど、手間はかからず、自分のビールも進む! 週末の夜にこそ登場させたいお父さんメシを、坂本シェフに教えてもらいます!

肉団子が、想像以上にヘルシーな一品に

前回は、餃子の上にひきわり納豆、大葉、九条ネギを重ねて一品が完成。
残るは、3つのお惣菜です。

・タマネギサラダ
・蒸し鶏中華クラゲ
・甘酢肉団子

まずは、沖縄の焼き物やちむんのお皿に、玉ねぎのサラダを全体的にバランスよく載せていきます。

 

中央に肉団子を乗せるので、少し中央が低くなるような、軽いすり鉢状に盛り付けるのがポイント。赤いパプリカや色濃い緑は「アクセントになるように散りばめて」(坂本シェフ)。

その上に、電子レンジで温めておいた肉団子を乗せていきます。

 

8個を二列に綺麗に並べたら、上から甘酢のタレを余すことなくかけていきます。

「こどもも、肉団子と一緒なら生野菜が食べやすいと思うんですよね。タレもかかっているので、サラダが苦手な子もイケると思います」

九条ネギスライスを上からかけたら、

 

蒸し鶏中華クラゲに添えられていたキュウリを取り出し、お皿の両サイドにバランス良く配置して、完成!

もーっと肉肉しいお皿になるかと思ったら、野菜たっぷり、とても栄養バランスがいい一品になりました◎

 

ご飯もすすみ、ビールにもピッタリ
ご機嫌なお父さんメシの完成!

残るは、蒸し鶏中華クラゲ。これをそのまま小鉢に盛り付けるだけにしてしまわないのが、坂本シェフです。

小ぶりのボウルにもやしと、クラゲ、ササミを中央が高くなるように盛り付けていくと……

 

出ました! 坂本シェフを代表する盛りテク!

熱々のお湯を回しかけて、スープにしちゃいます!!

ここにも中央高くに青ネギを乗せて、

 

あっという間に上品なスープの完成です!

 

ご飯をよそったら、なんともバランスの取れた、とっても美味しそうな夕食の食卓が出来上がりましたー!

これなら、お腹を空かせた少年も大満足だし、お父さんはビールをゆっくり堪能できますね。

さて、お味は……!

まずはスープから。

 

クラゲのチュルンとした食感がとてものどに心地よく、豆もやしのしっかりとした食感との組み合わせが最高! 程よい酸味は、酸辣湯を思わせます。ササミも入っているので、見た目以上にしっかりボリューミーですよ。

スープに使わず残った分はそのままおつまみとしても食べられるし、これはお父さんメシには欠かせませんね。

そして、納豆 on the 餃子!

 

納豆と餃子の組み合わせは、文句なしで美味しい!
そして、たっぷりの大葉とネギが、大人にはたまらない◎

餃子をお皿に移しただけだと味気ないけれど、餃子にかぶりものをさせたら、居酒屋で出てきそうな立派な一品になるんですね。

そして、肉団子 on サラダ。

 

肉団子の味が濃い目なので、サラダと一緒に食べるととてもいい具合! 中華系は味が濃いので、サラダの上に載せるのはいいですね。

「そうなんですよ。味が濃い中華系は、スープにもおすすめです。結構いろんなものがスープにもなると思いますよ。青椒肉絲もスープになると思いますし、この肉団子にお湯をかけるだけでも、お肉の出汁が出ていい味になるはずです」

 

お父さんは、最後の〆にしちゃっても、いいかもしれませんね◎

今回も、大満足のお父さんメシ、ありがとうございましたー!

ライター / 平地 紘子

大学卒業後、記者として全国紙に入社。初任地の熊本、福岡で九州・沖縄を駆け巡り、そこに住む人たちから話を聞き、文章にする仕事に魅了される。出産、海外生活を経て、フリーライター、そしてヨガティーチャーに転身。インタビューや体、心にまつわる取材が好き。新潟市出身

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