「揚げずに焼く」「切り身もOK!」臨機応変につくれる南蛮漬け<風>
「お子さんがいるご家庭では、お子さんに合わせて料理します。お子さんが食べてくれないとお母さんが困ってしまうので。」と野曽原さん。実際、ハンバーグなど、お子さんに好まれる料理をつくることが多いそうです。でも、親としては魚も食べさせたい…そんな願いにぴったりの「アジの南蛮漬け(風)」を教わりました。
・アジの南蛮漬け「風」
<材料>
・豆アジ(イワシのフィレやシャブシャブ用のブリなど、青魚ならなんでもOK)
・塩
・片栗粉
・麺つゆ
・水
・お酢
① 魚に塩を振り、両面に片栗粉をまぶす
② ①を多めの油で焼く
③ ボウルやパッドに麺つゆを希釈量どおりの水で薄め、味を見ながらお酢を入れる。
④ 魚に火が通ったら熱いうちに③のボウルに入れる
野曽原さんのレシピのポイントは、魚を揚げるのではなく多めの油で焼くこと。フライパンひとつで事足りる上に、油の処理も楽にできます。手軽にカリッとした食感を楽しめるおすすめの方法です。また、醤油と出汁、甘味があらかじめ入っている麺つゆは、調味料としてとても便利。多くのご家庭に常備されているので、他の料理でも麺つゆをベースに味を整えていくことも多いそうです。
「揚げていませんし、お子さんがいる場合は唐辛子は入れません。あくまで南蛮漬け<風>なんですが、それでも南蛮漬けらしさは十分楽しめます。甘辛くてほのかに酸味が効いている味付けは、ご飯も進むのでお子さんにも人気です。大人用には白髪ネギをたっぷり添えても。」(野曽原さん)
「名前がつかない」家庭料理の魅力
一回の訪問でたくさんの料理をつくる野曽原さん。出来上がった料理は、その日食べる分と、つくりおきとしてタッパーに入れて保存する分に分けるそうですが、
「タッパーに調理日と品名を書いて貼るのですが、つくっているのは名前があるようでないようなおかずが多いんです。ですからいつも品名を書くのに時間がかかっちゃうんです。お客様に『これ、なんていうおかずですか?』と聞かれて『○○風の煮物です』とか、『XX味の○○焼です』とか。時々これはなんと名付けようか???って考えたりしています(笑)。」
サポートに伺った時に家にある食材を使って、家族の好みに合わせてつくる家ご飯。メニューを決めてからつくるのとは一味違う自由さや楽しさが、野曽原さんの「名前のつかないおかず」の魅力なのかもしれません。
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