2019.03.15. | 

【イベントレポート】会議室に出現した食べられる庭園。五感で美味しいを追い求めて。

2019年2月6日(水)に開催された、「ソラシティカンファレンス さよなら平成スペシャル」にてMo:takeが出店いたしましたので、その模様を取材してきました。

 

御茶ノ水駅を出るとすぐに見えてくる大きなビル、ソラシティ。ケータリングサービスを展開する様々な企業が出店し、イベントが開催されました。ソラシティを知ってもらうことを目的に2013年に始まったこのイベントも年々改良を重ねながら今回で6回目とのこと。この日は約200名もの人が来場しました。

ケータリングサービスを展開する企業が集まり、各店がアルコールやおつまみメニューを提供。舞台ではトークイベントが開催され、会場中をドローンが飛び回るという賑やかな光景で始まりました。

美味しい見た目の庭園、食べられるからこその体験。

今回イベントの食の目玉は巨大な庭園です。長テーブル6個分のスペースに、普段Mo:takeのケータリングサービスで提供している「ガーデンバーニャカウダ」を、特大サイズで提供しました。

特大サイズなため、オープン2時間くらい前に会場入り。まずは庭園風のオブジェを設置。周辺に「食べられる土」を敷き詰めます。そして色とりどりの野菜を畑に並べたら完成です。最後に土をこぼしてしまったミニチュア手押し車のセッティングも忘れません。

今回使った食材は主にパプリカ、人参、じゃがいも、ミニトマト、レンコン、オクラ、コウシン大根など。季節によって旬なものを使用するようにしています。こちらの庭園、基本的にすべて食べられます。そう、土も。土は黒オリーブとツナで作られており、設営中からすでに良い香りが…。この日は主にディスプレイ用として設営しましたが、いつの間にかつまんで口に運んでいる方も(笑)。大丈夫です、食べられます。

会議場の中心に出現した巨大庭園は、来場した方々の目を引きます。みなさん会場に入ってくるとすぐに周りに集まって次々とインスタを起動。撮影会が始まります。それぞれに「これなんだろう」「すごい!」「どうやって作ったんだろう」と、色々な言葉が飛び交っています。中でも多かったのが「美味しそう!」という声。

よく考えてみると結構不思議な光景です。目の前にあるのは、綺麗に盛り付けられたフレンチ料理ではなく、「庭園」であり「畑」です。私たちが普段食べているものよりサイズも大きければ見た目も全く違います。それでも「美味しそう」という声…。

会場に入ってきたとき、近寄ったとき、写真を撮ったとき、匂いが漂ったとき、そして口に入れたとき。全ての瞬間で「美味しい」を感じられるのは、食材であることにこだわるからこそ。

弾ける見た目がもう美味しい

Mo:takeは屋台も出店。装飾にも丁寧にこだわるのがMo:take流です。

屋台では、今回の食テーマの、”一夜限りのケータイング飲み屋街”に合わせて、”居酒屋メニュー”をアレンジし、洋風モツ煮込み、ポップコーン、オレンジレモンサワーが提供しました。

洋風モツ煮込みは、モツ煮込みをバターとガーリックオイルで仕上げたもの。容器によそった瞬間からガーリックの良い香りが漂います。香り高くモツ煮込みの新たな扉を開いたような気がします。そしてその隣では専用マシンの中でポップコーンが弾けます。ビールを飲んでいると必ず欲しくなる味。

オレンジレモンサワーはオレンジの木になるレモンを使用した、一風変わったレモンサワー。こちらまだ企業秘密なのですが、酸っぱすぎず甘すぎず、爽やかな味わいです。筆者も輪切りをそのまま食べてみましたが、オレンジとレモンの両方の味がする初めての体験でした。

予想以上の大好評をいただき、現場はフル稼働状態。もつ煮込みはあっという間に用意していた分量が完売してしまいました。

庭園と屋台を全てプロデュースした坂本は、今回のイベントで大きな手応えを掴んだそう。「興味がない問題でも、一番最初のきっかけが「食」であることに大きな意味があると思っています。生活に一番近い「食」であるからこそ、興味を持ってもらえるのではないでしょうか」。当日も庭園の周りではたくさんの楽しげな会話が飛び交っていました。

人と人とが出会う場で、関係の入り口が「食」であること、それが「楽しくて美味しいもの」であることには大きな価値がある。食を通じて共通の体験をすることで、その関係はもっと豊かに、可能性に満ちたものになるのかもしれない。そんなことを感じさせられた一日でした。

Mo:take MAGAZINE 編集部

ライター / Mo:take MAGAZINE 編集部

モッテイクマガジンでは、イベントのレポートや新しい食のたのしみ方のアイデアを発信します。そして、生産者、料理人、生活者の想いをていねいにつないでいきます。 みんなとともに考えながら、さまざまな場所へ。あらゆる食の体験と可能性をきりひらいていきます。