肉団子が、想像以上にヘルシーな一品に
前回は、餃子の上にひきわり納豆、大葉、九条ネギを重ねて一品が完成。
残るは、3つのお惣菜です。
・タマネギサラダ
・蒸し鶏中華クラゲ
・甘酢肉団子
まずは、沖縄の焼き物やちむんのお皿に、玉ねぎのサラダを全体的にバランスよく載せていきます。
中央に肉団子を乗せるので、少し中央が低くなるような、軽いすり鉢状に盛り付けるのがポイント。赤いパプリカや色濃い緑は「アクセントになるように散りばめて」(坂本シェフ)。
その上に、電子レンジで温めておいた肉団子を乗せていきます。
8個を二列に綺麗に並べたら、上から甘酢のタレを余すことなくかけていきます。
「こどもも、肉団子と一緒なら生野菜が食べやすいと思うんですよね。タレもかかっているので、サラダが苦手な子もイケると思います」
九条ネギスライスを上からかけたら、
蒸し鶏中華クラゲに添えられていたキュウリを取り出し、お皿の両サイドにバランス良く配置して、完成!
もーっと肉肉しいお皿になるかと思ったら、野菜たっぷり、とても栄養バランスがいい一品になりました◎
ご飯もすすみ、ビールにもピッタリ
ご機嫌なお父さんメシの完成!
残るは、蒸し鶏中華クラゲ。これをそのまま小鉢に盛り付けるだけにしてしまわないのが、坂本シェフです。
小ぶりのボウルにもやしと、クラゲ、ササミを中央が高くなるように盛り付けていくと……
出ました! 坂本シェフを代表する盛りテク!
熱々のお湯を回しかけて、スープにしちゃいます!!
ここにも中央高くに青ネギを乗せて、
あっという間に上品なスープの完成です!
ご飯をよそったら、なんともバランスの取れた、とっても美味しそうな夕食の食卓が出来上がりましたー!
これなら、お腹を空かせた少年も大満足だし、お父さんはビールをゆっくり堪能できますね。
さて、お味は……!
まずはスープから。
クラゲのチュルンとした食感がとてものどに心地よく、豆もやしのしっかりとした食感との組み合わせが最高! 程よい酸味は、酸辣湯を思わせます。ササミも入っているので、見た目以上にしっかりボリューミーですよ。
スープに使わず残った分はそのままおつまみとしても食べられるし、これはお父さんメシには欠かせませんね。
そして、納豆 on the 餃子!
納豆と餃子の組み合わせは、文句なしで美味しい!
そして、たっぷりの大葉とネギが、大人にはたまらない◎
餃子をお皿に移しただけだと味気ないけれど、餃子にかぶりものをさせたら、居酒屋で出てきそうな立派な一品になるんですね。
そして、肉団子 on サラダ。
肉団子の味が濃い目なので、サラダと一緒に食べるととてもいい具合! 中華系は味が濃いので、サラダの上に載せるのはいいですね。
「そうなんですよ。味が濃い中華系は、スープにもおすすめです。結構いろんなものがスープにもなると思いますよ。青椒肉絲もスープになると思いますし、この肉団子にお湯をかけるだけでも、お肉の出汁が出ていい味になるはずです」
お父さんは、最後の〆にしちゃっても、いいかもしれませんね◎
今回も、大満足のお父さんメシ、ありがとうございましたー!