ジャンバラヤは、何料理?
前回、
・お野菜を食べる! かぼちゃの冷製スープ
・野菜スティックサラダ
の二つを組み合わせて盛り付けたので、今回はいよいよメインの
・ジャンバラヤ〜サルサソース〜
の盛り付けです。
スーパーでジャンバラヤを見た時に、坂本シェフと
「ジャンバラヤって暑いところの料理ですよね。東南アジアでしたっけ?」
「そうそう、インドネシアかな?」
なんて会話をしていたのですが、調べてみたら大違い(汗)!アジアでもなく、アメリカ南部の料理でした。
しかも、スペイン料理「パエリヤ」が起源とは!
筆者はアメリカに住んでいたことがあるし、スペインにも短期滞在したことがあるのに、お恥ずかしい・・・ 知らないことだらけです。
何料理?
さて、レンジでしっかりと温めたジャンバラヤからは、ケイジャンスパイスの食欲をそそる香りが漂ってきます。
上に乗っているチキンは一旦よけ、サルサソースを入れる器を置いたプレートにジャンバラヤを盛り付けていきます。
「ご飯は中央高く盛った方がいいですか?」と坂本シェフに聞いてみると、「高めではあるけれど、今回はプレートの面をいっぱいに使ってもいいかもしれないですね」とのこと。
コーンなどのいろどり野菜が上に見えるように盛り付けたら
器にサルサソースを移します。つい、入れ替えずにそのままの容器でも良くない?と思ってしまいますが、移し替えというひと手間によって、見栄えは大きく変わります。料理をしない分、ここは面倒くさがってはいけないですね(笑)
そして、その横にのせているのは・・・?
そう、「お野菜を食べる! かぼちゃの冷製スープ」の具となるはずのお野菜と、「野菜スティックサラダ」についていた味噌マヨを混ぜたもの。
アボカドディップのような色合いですよね。プレートの上に載せると、全体のバランスがとてもよくなりました! 赤茶色のメニューの中で、グリーンが引き立ちます。
最後にチキンを並べ
ブラックペッパーをゴリゴリ振って、パセリを散らしたら完成です!
混ぜて、盛り付けただけなのに、お店で出てくる1品みたいになっちゃいました!
盛るって、すごい!
「明るいお皿だと、こうはいかないんですよね。
ジャンバラヤ、チキン、サルサソースと同系色が並ぶ中で、緑色の野菜を際立たせるためには、トーンが低めで暗めのお皿の方がいいんです。野菜、引き立ってますよね」
ここに、冷製のかぼちゃスープにさした野菜をスティックを並べ、ハートランドビールの栓を抜いたら、男子の一人おうち居酒屋メニュー完成でーす!
スパイシーで濃い味と、フレッシュで優しい味わいの 絶妙な組み合わせ
栄養バランス的にも、色合い的にも、最高! しっかりとお腹も満たされるし、完璧です!
では、早速の味見を。
まずは、かぼちゃの冷製スープに浸かった野菜スティックから。
かぼちゃのスープが優しくてまろやかな味なので、野菜の味が消されずに分かっていい感じ! 特に、キャベツでスープをすくって食べると、とっても美味! たっぷりと振りかけたブラックペッパーがいいアクセントになります◎
「ブラックペッパーを多めに振るとパンチが効くので、味が優しめでも物足りなさなく楽しめます」
そして、ジャンバラヤのプレート!
野菜スティック&スープとはうって変わり、ガッツリ濃いめのお味のチキン&ジャンバラヤ。
味噌マヨの味が結構濃いので、ディップのようにチキンにちょっと付けたり、ジャンバラヤと一緒に食べてもいい感じです。 何より、ビールが進む味!
ちょっと口の中が濃くなってきたら、サッパリした野菜スティックを口に運びたくなるし、良い組み合わせです!
坂本シェフが「柳楽優弥が出てくる、金麦のCMみたいじゃない?」と。
確かに! このメニューなら、彼もきっと満足してくれることでしょう。
今回の“盛れる”テクニック”まとめ
・一つの色を際立たせたい時は、落ち着いた色のお皿が◎
・優しい味付けの時は、ブラックペッパーをふんだんに
・濃い味&優しい味のコンビネーションは最強
【映え写真の撮影ポイント】
せっかくキレイに盛れたら、撮りますよね!(笑)
カメラマンに、映え写真を撮るコツを教えてもらいました!
「青い色って食欲をそそらないですよね。
なので、“色温度”を暖色寄りにすると美味しそうな写真になります。」