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#ごはん盛れたから見て
2022.10.11. | 

[Vol.2]お父さんメシ 子ども大満足、栄養バランスも最高のロコモコの完成:#ごはん盛れたから見て

料理は盛り付けがすベて!なんてことはありませんが、同じ料理でも盛り付け次第で豪華に見えることもあれば、逆にちょっと残念になってしまうことも。それだけ盛り付けって、大事なんですよね。

というわけで、この企画ではあえて料理を一切せず! 盛るだけでおいしく見せ、料理を囲む人のテンションをあげてくれる“盛れる”テクニックを紹介します。

“盛る”のはもちろん、見映えが求められるケータリングや雑誌、映像などでのフードスタイリングでそのテクニックを磨いてきた、「Mo:take」ヘッドシェフの坂本英文(さかもと・ひでふみ)。さあ、盛って見せてもらいましょう!

 

今回のテーマは「家族のための、お手軽お父さんメシ!

 

お母さん不在の時のご飯担当はお父さん。子どもたちは、いつものお母さんのご飯とは違う、お父さんだからこそのご飯を期待するのではないでしょうか。

お父さんと子どもとで過ごす秋晴れの休日、みんなで夏休みのハワイ旅行の写真を見ていたら、子どもたちが言い出しました。

子どもたち:ハワイで食べたロコモコが食べたい!
お父さん:え、ロコモコ?
子どもたち:うん、ロコモコ! ねえ、作ってー!
お父さん:うーん・・・・

坂本シェフ、お願いです。盛るだけのロコモコを教えてください!

着飾るように載せ、振りかけていく

前回、プレートに2種のサラダとご飯を載せて、ロコモコのベースが完成しました。

 

今回はいよいよ、メインのハンバーグと目玉焼きを載せていきます!

ご飯の上にハンバーグを一度載せたら、ソースがご飯についてしまうため場所の調整は困難。坂本シェフも、慎重に載せていきます。

 

坂本シェフが載せたのは、ご飯の少し左寄り。目玉焼きも少しずらして載せていきます。

 

どこに目玉焼きを載せるのかは、坂本シェフも結構考えていましたよ!

 

そして、ご飯とサラダの間の少しの隙間には、添えてあったスパゲティを添えていきます。

 

ただ載せるのではなく、パスタを食べる時のように、スパゲティをくるくるフォークに巻き付けて載せていくのがポイント。

 

このちょっとしたひと手間が、見え方を大きく変えていくのです。

ハンバーグの上に、スパゲティと一緒に入っていたコーンを添え、

 

シーザーサラダには、まんべんなくドレッシングをかけていきます。

 

さらにクルトンも載せて、プレートはまるでどんどん着飾っていくかのように装飾されていきます。

 

家にパルメザンチーズがあれば、かけるのもおすすめ。ハンバーグだけでなく、シーザーサラダの上にかけるとさらに見栄えをアップさせてくれます。

 

「粉チーズって、ドバッと出たり塊があったりすることがあるので、手でかけるのがおすすめです。手でかけると粉がより細かくなるので、雰囲気もアップしますよ」

最後に、ブラックペッパーも振って

 

ロコモコの完成でーす!

 

「うわあ! 美味しそう!」
子どもたちのそんな歓声が聞こえてくるような気がしませんか? 

子どもたちが大好きなハンバーグ、目玉焼き、スパゲティが並び、さらに野菜もモリモリで、栄養バランスも含めて完璧なロコモコプレート、完成です!

 

写真を撮って帰宅したお母さんに見せたら、びっくりすること間違いなし! お父さんの株も、さらに上がりますね。

坂本シェフ、期待以上のロコモコ、ありがとうございました!

 

今回の“盛れる”テクニック まとめ

・ハンバーグの盛り付けは、慎重に
・スパゲティは、フォークとスプーンでくるくる巻いて
・粉チーズは手に取って振りかけよう

 

ライター / 平地 紘子

大学卒業後、記者として全国紙に入社。初任地の熊本、福岡で九州・沖縄を駆け巡り、そこに住む人たちから話を聞き、文章にする仕事に魅了される。出産、海外生活を経て、フリーライター、そしてヨガティーチャーに転身。インタビューや体、心にまつわる取材が好き。新潟市出身

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