SERIES
コーヒースタンドを起点とした場づくりの舞台裏
2021.12.02. | 

[Vol.4]表現の場のつくり方 / 使い方 [つくり方編]:コーヒースタンドを起点に場づくりを行う人たち

「自分のやりたいことやつくりたいものを表現できる場がほしい」。そんな声に対し、コーヒースタンドを起点にした場づくりで応えるのが、株式会社Yuinchuが運営するサービス「HYPHEN TOKYO」です。本コラムでは、HYPHEN TOKYOの日々の活動や、その内側にある思いをご紹介します。

HYPHEN TOKYOは表現の場をどうやってつくるのか?

今日のお話は、「表現の場のつくり方」。HYPHEN TOKYO流「表現の場をつくる方法」にフォーカスしてお届けします。

以前の記事でもお伝えしたように、HYPHEN TOKYOは、コーヒースタンドを起点とした表現の場をつくっています。それはいったいどのようにしてつくられていくのでしょうか。

 

『カフェ』 の捉え方から変える。

私たちは、いわゆる『カフェ』という空間を、一般的な見方とは違った角度から捉えています。CAFEという、一見するとひとまとまりのハコに見えるものを、ドリンクやフードを提供する「COFFEE STAND」の機能と「場」の機能に要素分解して捉えているのです。

 

サービスの視点、私たちの強みから解く。

「場をつくる」という軸からサービスを見た場合、大きく

・開業サポート
・運営サポート

の2つに分けることができます。

開業サポートで行うのは、コーヒースタンドの開業・運営のベース構築の部分です。私たちは、これまでのノウハウを活かした独自フローをフォーマット化しています。

具体的には、開業時の事業計画 / 店舗コンセプト策定から、 人材採用 / メニュー開発 / オペレーション構築 / スペース活用 計画 までをサポートしています。

下図のピンク色の部分が該当します。

 

もうひとつの運営サポートは、表現の場として空間を回していくための運営の仕組みの部分。いわゆる「戦術」にあたります。

主体となる人や事業の性質、目的によって内容は変わりますが、その場に関わる人のアイデンティティが最適な形で表現されるようにお手伝いをさせていただいています。事業計画から導いた KGI / KPI 数値を元に、ヒト / モノ / コト / ウツワ といった空間構成要素を回していく、定量面 / 定性面 双方の運営管理です。

 

利益を求めながら、ブランディング戦略とのバランスをどのようにとっていくか。ここが HYPHEN TOKYOの腕の見せ所であり、強みです。

「カフェ」ではなく「コーヒースタンド」と呼ぶのも、実はあえてそうしています。ひとつはあくまで場を構成する一要素として捉えたいから、そしてもうひとつ、表現の場として成立するためには、客席という物理的な空間は必ずしも必要ではないと考えているからです。

 

HYPHEN TOKYOの場のつくり方を一言でいうと、まず運営の基礎(BASICS)を固め、それぞれの個性(IDENTITY)を最大化する、ということです。

 

「表現の場をつくって目指すビジョンを波及させたい!」

「自社事業や取り組みとの接点をつくることで、事業を加速させたい!」

そんな風に明確な理由がある場合はもちろんですが、「課題や目指すべき姿が曖昧になってしまった…」というカフェや飲食店の事業再構築も、HYPHEN TOKYOは得意としています。

もちろん、継続的に伴走させていただくだけではありません。

・商品開発
・「コンテンツの企画 – アウトプット」
・人材育成の部分
・[ オペレーションフローの構築 – 評価制度導入 ]等、

といったスポットでのお困りごとについても、サポートさせていただいています。

さまざまな形で表現のための場づくりを応援したい。それが、HYPHEN TOKYOの一貫した思いです。

 

– Information –

HYPHEN TOKYO
WEB:https://hyphen-tokyo.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/hyphen_tokyo/

ライター / Mo:take MAGAZINE 編集部

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Mo:take MAGAZINEは、食を切り口に “今” を発信しているメディアです。
文脈や背景を知ることで、その時、その場所は、より豊かになるはず。

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みんなとともに考えながら、さまざまな場所へ。
あらゆる食の体験と可能性をきりひらいていきます。

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